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Taskadeの使い方と料金:無料の範囲とGenesisの制限(2026年10月時点)

Taskade(タスケード)は、タスク管理、AIエージェント、自動化、アプリ作成(Taskade Genesis)を1つの作業スペースにまとめたツールです。公式の更新履歴では、2026年9月24日から25日にかけて、Googleカレンダーの自動化で参加者の返信状況を読めるようになったこと、ワークスペースの関係図(Workspace DNAマップ)をタッチ操作できるようになったことなどが公開されました。

同じ9月24日には、公式ブログで、いま使っているクライアントやプロジェクトの情報から、1つの指示文でアプリを作る使い方も紹介されました。

この記事では、Taskadeとは何か、無料プランでできること、有料プランの料金、最初の使い方、制限と注意点を、2026年10月9日時点の公式情報で整理します。金額は公式の表示どおりドルで載せ、円への換算はしません。

目次

結論:先に知っておきたい3つのこと

  • 無料プランは「2人・アプリ3つ・AIクレジット11,000(1回限り)」が目安です。AIクレジットは毎月は戻らないため、使い切ったら、有料プランに切り替える必要があります(追加のパックは有料プランで買えます)。
  • 有料はProが年払いで月10ドル(月払いなら月20ドル)からです。Proは毎月50,000クレジットで、アプリとAIエージェントは数の制限がなくなります。
  • 画面の表示は日本語に切り替えられます。ただしAIが日本語でどこまで使えるか、日本語のサポートがあるかは、公式ページでは明記されていません。

Taskadeとは

公式サイトのトップには、1つの指示文からアプリ、AIエージェント、自動化の流れを作り、1つの作業スペースにまとめると書かれています。タスクや文書を書くプロジェクト、仕事を任せるAIエージェント、条件に応じて動く自動化、文章で指示するとアプリを作るGenesisが、同じ場所で連携します。

機能 できること(公式ヘルプ・料金ページの説明)
プロジェクト タスクや文書を書く基本の単位です。リスト、ボード、表、マインドマップ、組織図、カレンダー、ガントチャートなど、同じ内容を複数の見た目で表示できます
AIエージェント ファイルやウェブページを読ませて、自分の仕事に合わせて育てられるAIです。無料プランは1つ、有料プランは数の制限がないと料金ページに書かれています
自動化 「この条件になったらこの作業をする」という流れを組みます。Slack、Gmail、Googleのサービスなど100以上のサービスとつなげられます
Genesis(アプリ作成) 作りたいものを文章で書くと、管理画面、顧客向けの窓口、入力フォームなどのアプリを作ります。公開して、リンクで共有できます

2026年9月下旬の更新

公式の更新履歴(2026年9月25日、v6.258.0)には、Googleカレンダーの自動化で、招待した人だけでなく各参加者の返信(承諾・辞退・仮承諾・未回答)を読めるようになったと書かれています。ワークスペースの関係図は、タブレットやスマートフォンで拡大・移動できるようになりました。

同じ更新で、アプリを作る画面のモデル選択欄に文字を入れて絞り込めるようになり、ワークスペースの招待リンクを作り直すと古いリンクがすぐ使えなくなる改善も入っています。なおモデル選択欄は、その後9月28日と10月3日の更新で選択肢が変わっています。

料金と使えるプラン

料金ページには、Free、Pro、Business、Max、Enterpriseの5つのプランが載っています。年払いと月払いの切り替えがあり、公式は年払いなら月払いより50%安いと書いています。

プラン 月あたり(年払い) 月あたり(月払い) 毎月のAIクレジット メンバー数 保存容量 Genesisのアプリ
Free 0ドル 0ドル 11,000(1回限り・毎月は戻らない) 2人 250MB 3つまで
Pro 10ドル(年120ドル) 20ドル 50,000 10人まで 100GB 数の制限なし
Business 25ドル(年300ドル) 50ドル 150,000 人数の制限なし 1TB 数の制限なし
Max 100ドル(年1,200ドル) 200ドル 400,000(1単位あたり) 人数の制限なし 1TB 数の制限なし
Enterprise 250ドル(年3,000ドル) 500ドル 1,100,000 人数の制限なし 1TB 数の制限なし

Freeのクレジットは、登録の確認時に1,000、最初にアプリを作ったときに10,000が付く仕組みだと、料金ページに書かれています。Proでは、AIエージェントや自動化の数の制限がなくなり、公開したアプリから「Powered by Taskade」の表示を消せます。

独自ドメインでの公開は、Business以上の機能です。有料プランでは、毎月のクレジットが足りなくなったときの追加購入として、次のパックも用意されています。

  • 5ドルで9,000クレジット
  • 20ドルで45,000クレジット
  • 50ドルで125,000クレジット

パックのクレジットは毎月のクレジットに上乗せされ、使い切らなくても期限がなく、プランを変えても残ると書かれています。料金ページには、税込か税別かの記載はありません。

ヘルプセンターの一部の記事には、月8ドルのStarterプランを含む古い料金表が、いまも載っています。料金ページに載っているのは上の5つのプランなので、金額は料金ページと申し込み画面で確認してください。

使い方

ここからの手順は、公式ヘルプ「Start Here」「Create a Project」「Create Your First App」(いずれも2026年3月公開・更新)の記載にもとづいています。編集部は実際にアカウントを作って試してはいないため、画面の表記や配置は、いまの画面と違う場合があります。

プロジェクトを作る(タスク管理として使う)

  1. 公式サイトの「Sign up for free」から登録します(料金ページのボタン名です)
  2. ワークスペースを開き、画面右上の「New project」(新しいプロジェクト)を押します
  3. AI Generator(AIに作らせる)、テンプレート、白紙のどれかを選びます。AI Generatorでは、作りたい内容を文章で書きます
  4. プロジェクトの中では、1行が1つのタスクになります。タブキーで字下げすると、子タスクにできます
  5. 画面上部のアイコンで、リスト、ボード、表などの表示を切り替えます。共有したい相手は、役割を決めて招待します

Genesisでアプリを作る

最近の公式ブログでは、アプリを作るAIが「Taskade EVE」という名前で登場します。ヘルプの手順では、Genesisを開くと表示される入力欄に、作りたいものを書きます。

  1. 作りたいアプリで解決したい困りごとを、先に1つ決めます。ヘルプは「手作業で時間がかかること」を例に挙げています
  2. 入力欄に、作りたいものを普通の文章で書きます。例として「お客様ごとに、依頼の進み具合を見られる画面を作ってください」のような書き方ができます(この例は編集部が考えたもので、公式の例文ではありません)
  3. 作成中はクレジットが減ります。残りの数は、作る画面に表示されると料金ページに書かれています
  4. できあがったら「Preview(確認用の画面)」タブで、実際に使う人と同じように動かして確かめます
  5. 直したいところは、左側のチャットに文章で伝えます。ヘルプは、1回に1つずつ変えて確かめるよう勧めています
  6. 問題がなければ、右上の「Publish(公開)」を押します。公開範囲は、Private(ワークスペース内のみ)、Secret(リンクを知っている人のみ)、Public(誰でも)から選びます

顧客向けの窓口を作る場合は、公式ブログ(2026年9月24日)の注意も確認してください。ログインの機能は全プランで使えますが、ログインは「誰か」を確認するだけで、どの顧客にどの情報を見せるかは自分で設定する必要があります。

この設定は初期状態ではオフだと書かれています。公開前に、別のメールアドレスでログインして、見える情報を確かめるよう公式も勧めています。

制限と、できないこと

無料プランの制限は、料金ページの記載を整理すると次のとおりです。

項目 公式に書かれている内容
AIクレジット Freeは11,000(1回限り)。有料プランは毎月更新されます。使い切るとその時点で生成が止まり、残高を超えて使われることはないと書かれています
アプリ Freeは3つまで。4つ目は有料プランにするまで作れません。公開済みのアプリは、Freeのままでも公開されたままです
メンバー・AIエージェント Freeは2人、AIエージェントは1つ、ワークスペースは1つです
自動化 比較表ではFreeは3つ、別の説明では「自動実行は月10回、Proは月1,000回」とも書かれています。2つの違いは、公式ページでは説明されていません
連携サービス Gmail、Slack、Stripe、Salesforce、Notion、Airtable、HubSpotなどは、有料プランが必要です。Webhookで自動化を始める機能はPro以上です
AIモデル Freeは軽いモデル、有料プランは高性能なモデルを選べると書かれています

作り終えたアプリの動作には、クレジットを使わないと公式は説明しています。訪問者の数、プロジェクトの同期、AIを使わない自動化は、クレジットを減らさないとのことです。

言語

画面の言語は、プロフィールの画像から「Change Language」を選んで変えます。ヘルプには32の言語が載っていて、日本語が含まれています。

公式サイトのよくある質問でも、20以上の言語に対応し、日本語を含むと書かれています。

AIの返答や、作るアプリの中身が日本語でどこまで使えるかは、公式ページでは明記されていません。日本語での問い合わせ対応についても同じです。

ヘルプセンターは英語版で、日本語版のページは中身が空でした。

データの扱い

公式のセキュリティページとプライバシーポリシーには、AIの提供会社との契約で、入力した内容を提供会社の汎用AIモデルの学習に使うことを禁じていると書かれています。一方で、提供会社の対応までは保証できないとも書かれています。

AIへの依頼は、選ぶモデルによって処理する会社が変わります。その中には、中国を含むアメリカ国外で運営されている会社があると、公式が書いています。

主なサーバーは、アメリカ東部にあるAmazonのデータセンターです。

AIとのやり取りの記録は、不具合の調査や不正の監視などのために、通常30日以内の期間保存されます。

クレジットカード番号、健康に関する記録、政府発行の識別番号など、AIの提供会社に送ってはいけない情報は、入力しないよう公式が求めています。なお、セキュリティページには、SOC 2(セキュリティの第三者監査)は監査が完了していないと書かれています。

向いている使い方・向いていない使い方

ここからは公式の説明とは別の、編集部の見方です。

向いている使い方 向いていない使い方
少人数で、タスク管理と簡単な社内用アプリ(進み具合の一覧、申込フォームなど)を1か所で試したい 日本語の画面、日本語の問い合わせ対応を前提に、導入後の質問をすべて日本語で済ませたい
まず無料で試して、アプリ作りにどれくらいクレジットが減るかを見てから、有料プランを決めたい 機密性の高い情報、クレジットカード番号、健康情報などを扱う業務に使いたい
顧客ごとの進み具合を見せる窓口を作りたい。ただし見せる情報の設定を、自分で確かめられる 設定を確かめる時間がなく、ログインさえ作れば顧客の情報が自動で分かれると考えている
AIエージェントや自動化を試して、普段の連絡作業を減らしたい アプリを何度も作り直すなど、クレジットが毎月足りなくなりそうな使い方

よくある質問

Taskadeは無料で使えますか

使えます。公式の料金ページには、無料プランは期限なしで2人まで使えると書かれています。

ただしAIクレジットは11,000が1回限りで、毎月は戻りません。

Taskadeは日本語で使えますか

画面の表示言語には日本語があります。AIによる翻訳が全体で使えるとは書かれていますが、AIの日本語での返答の品質や、日本語での問い合わせ対応は、公式ページでは明記されていません。

Taskade Genesisで作ったアプリは、クレジットが切れると止まりますか

公式は、作成済みのアプリは訪問者が何人いてもクレジットを使わず、動き続けると説明しています。公式によると、クレジットはアプリの生成、AIエージェントの実行、自動化の中のAIの処理など、AIを使う作業すべてに使われます。

Taskadeに入力した内容は、AIの学習に使われますか

公式は、AIの提供会社との契約で、入力内容を提供会社の汎用AIモデルの学習に使うことを禁じていると書いています。ただし、契約の守られ方までは保証できないとも書かれているため、重要な情報は入力する前に、社内のルールを確認してください。

まとめ

Taskadeは、タスク管理にAIエージェント、自動化、アプリ作成が加わったツールです。無料プランでも、2人・アプリ3つまで、最初の11,000クレジットでGenesisを試せます。

無料のクレジットは毎月は戻らないため、続けて使うなら、Proの月50,000クレジットが目安になります。年払いで月10ドル、月払いで月20ドルです。

日本語のAI品質やサポートが公式に明記されていない点と、入力した情報がAIの提供会社に送られる点は、使い始める前に押さえておきたいところです。まず無料プランで、仕事に関係の薄い題材を使って試すと、損をせずに判断できます。

参考: