Googleは、検索・マップ・ショッピング・フライト・ホテル・翻訳・ニュースといった「Google検索サービス」の履歴とパーソナライズの設定を、「検索サービス履歴」と「パーソナライズされたおすすめ表示」という2つの設定に分けて管理する形へ更新しています。検索サービス履歴には、画像や音声などのメディアの保存を切り替えるサブ設定「メディアを保存」があります。
これまで履歴の保存は「ウェブとアプリのアクティビティ」、パーソナライズは「検索のカスタマイズ」で管理されていました。公式ヘルプには発表日の記載がなく、今後数か月かけて段階的に適用すると案内されています。
この記事では、何が変わったのか、自分の設定がどう引き継がれたのか、「メディアを保存」をオフにする手順、履歴を消す手順、AIの改善に使われる範囲、Geminiアプリのアクティビティとの違いを、2026年10月9日時点の公式ヘルプにもとづいてまとめます。
画面の操作手順は、公式ヘルプに書かれた手順を元に書いています。この記事の作成中にご自身のアカウントの設定を変更して試したわけではないため、画面の表記が少し違う場合があります。
結論:先に知っておきたい3つのこと
- 履歴の保存と、おすすめのパーソナライズが、別々のスイッチになりました。「検索サービス履歴」で履歴を保存するかを、「パーソナライズされたおすすめ表示」でおすすめを出すかを、それぞれ決められます。
- 検索サービス履歴がオンだと、画像・ファイル・音声・動画も保存されることがあります。保存したくない場合は、サブ設定「メディアを保存」だけをオフにできます。保存されたメディアは、GoogleのAIモデルや技術の開発・改善に使われることがあると公式に書かれています。
- オフにしても、すでに保存されたものは自動では消えません。「メディアを保存」をオフにしても、過去に保存されたメディアは残ります。消したいときは、マイ アクティビティで確認して削除します。
Google検索サービス履歴とパーソナライズされたおすすめ表示とは
「検索サービス履歴」は、Google検索サービスでの操作を、ログインしているGoogleアカウントに履歴として保存するかどうかを決める設定です。「パーソナライズされたおすすめ表示」は、アカウントの情報にもとづいて、検索結果やフィード、AIの回答を利用者の関心に合わせるかどうかを決める設定です。
どちらも、Googleアカウントにログインしている場合に使える設定です。
対象になるサービス
公式ヘルプが挙げている対象は、次の7つです。
- 検索
- マップ
- ショッピング
- フライト
- ホテル
- 翻訳
- ニュース
Chrome、Geminiアプリ、Googleアシスタント、YouTubeのように、別の設定で履歴を保存するサービスは含まれないと明記されています。
これまでと何が変わったか
| 項目 | これまで | これから |
|---|---|---|
| 履歴を保存するか | 「ウェブとアプリのアクティビティ」で管理 | 「検索サービス履歴」で管理 |
| おすすめを自分向けにするか | 「検索のカスタマイズ」で管理 | 「パーソナライズされたおすすめ表示」で管理 |
| 画像・音声などのメディア | (公式ヘルプに、以前の扱いの記載なし) | 検索サービス履歴のサブ設定「メディアを保存」で管理 |
| 履歴の保存期間と削除 | 保存期間を選び、手動または自動で削除 | 引き続き、保存期間を選び、手動または自動で削除 |
公式ヘルプは、2つの新しい設定で「履歴とパーソナライズされたおすすめ表示を別々に管理できるようになる」と説明しています。たとえば、履歴は残してもおすすめは出さない、という選び方ができます。
検索サービス履歴に保存される主なもの
検索サービス履歴がオンの場合に保存される例として、公式ヘルプには次のものが挙がっています。
- 検索語句(質問した内容や製品など)と、検索で表示された検索結果
- AIモードや「マップに相談」での生成AIの回答
- 検索Liveと音声検索の録音と文字起こし
- Googleレンズ、AIモード、「バーチャルで試着」ツールでアップロードした画像
- 検索サービスでアクセスしたサイトの情報(ChromeのAIモードやiPhoneのGoogle検索アプリで閲覧したサイトを含む)
- マップで閲覧した場所、フライトやホテルで予約した旅行
- Google翻訳での言語練習の音声録音
- Googleニュースで閲覧した記事、クリックした広告
- 言語、参照URL、デバイスの種類、おおよその現在地やIPアドレスにもとづく位置情報などの関連情報
公式ヘルプには、履歴にはご自身が想定していないデータが含まれることがあるとも書かれています。たとえば、デバイスを共有している場合や、ブラウザに複数のアカウントでログインしている場合は、他の人の操作や別アカウントの操作が含まれることがあります。
自分の設定はどうなったか
公式ヘルプによると、新しい2つの設定には、「ウェブとアプリのアクティビティ」と「検索のカスタマイズ」の直近の設定内容が引き継がれます。
| 以前の設定 | 新しい設定 |
|---|---|
| 両方がオンだった | 検索サービス履歴もパーソナライズされたおすすめ表示もオン |
| ウェブとアプリのアクティビティがオン、検索のカスタマイズがオフだった | 検索サービス履歴だけがオン |
| 以前の設定がオフだった | 新しい設定もオフ |
履歴を保存する期間や、手動で消すか自動で消すかの選択も、これまでどおり選べます。
なお、「メディアを保存」サブ設定が最初にオンになるかオフになるかについては、公式ヘルプの該当ページに書かれていません。自分のアカウントでどちらになっているかは、設定画面で確かめてください。
画面がまだ変わっていないとき
公式ヘルプの冒頭には、この更新が今後数か月かけて段階的に適用されること、ヘルプに書かれた設定が画面と一致しない場合は、検索サービスの履歴とパーソナライズされたおすすめ表示が引き続き「ウェブとアプリのアクティビティ」で管理されることが書かれています。
端末側の設定を正しく反映させるため、Google PlayストアまたはApple App Storeからアプリを最新版に更新するよう案内されています。設定はaccount.google.comからも直接管理できます。
ウェブとアプリのアクティビティ、Geminiアプリのアクティビティとの違い
履歴まわりの設定名が増えたため、どれが何を管理するのかを表にまとめます。内容はすべて公式ヘルプの記載にもとづいています。
| 設定 | 管理するもの | 公式ヘルプの記載 |
|---|---|---|
| 検索サービス履歴 | 検索・マップ・ショッピング・フライト・ホテル・翻訳・ニュースでの操作の履歴 | サブ設定「メディアを保存」あり |
| パーソナライズされたおすすめ表示 | 検索サービスでのおすすめ、フィード、AIの回答のパーソナライズ | 履歴がオンだと精度が上がるとされている |
| ウェブとアプリのアクティビティ | Googleアシスタント、Google TV、Googleストア、Google for Developers、Googleヘルプセンターなど一部のサービスでのアクティビティ | 検索サービスの更新後も、他の一部のGoogleサービスの分は引き続きここで管理 |
| Geminiアプリ アクティビティ | Geminiアプリでの会話など | 検索サービス履歴とは別の設定。「メディアを保存」の対象外 |
「メディアを保存」の対象外として公式ヘルプが挙げているのは、Geminiアプリ、Google Voice、Gemini Notebook、YouTubeで保存・管理されているメディアです。検索サービスで公開した投稿(クチコミに添えた写真など)も対象外です。
AIで生成・変更したメディアは「メディアを保存」の対象ではなく、検索サービス履歴で管理されると書かれています。
料金と使えるアカウント
この設定は、Googleアカウントの設定機能です。今回確認した公式ヘルプのページには、料金や有料プランに関する記載はありません。
使えるかどうかは、アカウントの種類で次のように異なります。
| アカウントの種類 | 公式ヘルプの記載 |
|---|---|
| 個人のGoogleアカウント | ログインしていれば、検索サービス履歴とパーソナライズされたおすすめ表示の設定を使える。料金の記載はなし |
| 会社などの組織のアカウント | 組織で検索サービスと設定を使うには、管理者が特定のサービスと設定へのアクセスを有効にする必要がある場合がある |
| 教育機関のアカウント | 選べる設定が異なる場合がある。検索サービス履歴のデータ(保存されたメディアを含む)は、生成AIモデルのトレーニングに使われない |
| ログインしていないとき | 2つの設定自体はログイン時のもの。ログアウト中でも、これまでの検索関連のアクティビティにもとづいて検索結果や広告がカスタマイズされることがある |
ログアウト中のカスタマイズをオフにする方法として、公式ヘルプは「g.co/privacytools」で検索のカスタマイズを無効にするか、シークレットモードで検索・閲覧することを挙げています。
回数制限や対応地域については、今回確認したページに記載がありませんでした。
使い方
ここからの手順は、公式ヘルプ「検索サービス履歴を確認、管理する」「検索サービス履歴に保存されるメディアを管理する」「検索サービスにおけるパーソナライズされたおすすめ表示を管理する」「アクティビティを削除する」に書かれた内容を元にしています。
検索サービス履歴をオンまたはオフにする
- Googleマイ アクティビティ(myactivity.google.com)を開きます。ログインを求められたら、対象のGoogleアカウントでログインします。
- 「検索サービス履歴」を選びます。
- 「検索サービス履歴」をオンまたはオフにします。
- オフにする場合は、「オフにする」を選んだあと、「オフにする」または「オフにしてアクティビティを削除」のどちらかを選びます。
- 「オフにしてアクティビティを削除」を選んだ場合は、画面の手順に沿って、削除するアクティビティを選んで確定します。
公式ヘルプには、goo.gle/search-services-history から履歴を確認できるとも書かれています。
「メディアを保存」だけをオフにする
画像や音声は保存してほしくないが、テキストの履歴は残したい場合の手順です。
- Googleマイ アクティビティを開きます。
- 「検索サービス履歴」を選びます。
- 「メディアを保存」サブ設定のチェックボックスを外します。
このサブ設定は、検索サービス履歴がオンのときに切り替えられます。メディアが保存されるのは、検索サービス履歴がオンで、「メディアを保存」の横のチェックボックスもオンのときです。
オフにしたあとも、検索サービス履歴自体はオフになりません。テキストベースの履歴、音声操作の文字起こし、生成AIが回答として生成したメディアは、引き続き保存される可能性があると書かれています。
保存されたメディアを確認して消す
- Googleマイ アクティビティを開き、「検索サービス履歴」を選びます。
- 「保存した履歴の表示と削除」を選びます。
- 過去のアクティビティの一覧で、保存されている画像を確認します。音声アイコンが付いた項目には録音が含まれています。
- 録音を聞くには、音声アイコンの横の「詳細」から「録音を表示」を開き、再生します。
- 消すときは、次の「履歴をまとめて、または一部だけ削除する」と同じ手順で、項目の削除アイコンを選びます(削除の手順は公式ヘルプ「アクティビティを削除する」に沿っています)。
AIモードや「マップに相談」のスレッドなど、一部のアクティビティには、ファイルのアップロードなどメディア関連の操作を表示できるプロダクトへのリンクが付いています。
ダウンロードしたい画像は、画像をクリックしてダウンロードできます。保存されたメディアは、Googleデータエクスポートでまとめてダウンロードすることもできます。
マイ アクティビティには、検索サービスで表示した画像や動画のサムネイルが出ることがあります。サムネイルはメディアとは見なされず、「メディアを保存」の対象外です。
履歴をまとめて、または一部だけ削除する
公式ヘルプ「アクティビティを削除する」には、パソコンでの手順が次のように書かれています。
- myactivity.google.com を開きます。
- すべてを消すには、上部の削除アイコンから「全期間」を選び、「次へ」、「削除」の順に進みます。
- 1件だけ消すには、消したい項目まで下にスクロールし、その項目の削除アイコンを選びます。
- 日付やサービスで絞って消すには、カレンダーで日付、検索アイコンで検索サービスなどを選んで絞り込み、検索バーの横の「削除」から「検索結果を削除」を選びます。
削除を始めると、そのアクティビティは画面に表示されなくなり、Googleサービスのカスタマイズにも使われなくなります。そのあと、Googleのストレージシステムから安全かつ完全に削除するプロセスが始まる、と説明されています。
ビジネス上や法的な要件など限られた目的のために、特定の種類のデータを長く保持する場合があるとも書かれています。
ブラウザにも検索履歴が残ることがあります。マイ アクティビティから消しても、ブラウザに保存されている可能性があります。必要に応じて、ブラウザ側の履歴も別に削除してください。
履歴を自動で消す期間を決める
公式ヘルプ「アクティビティを削除する」の、パソコンでの自動削除の手順です。
- Googleアカウントを開きます。
- 左側の「データとプライバシー」を選びます。
- 「履歴の設定」で、自動削除したいアクティビティや履歴の設定を選びます。
- 「自動削除」を選びます。
- アクティビティを保存する期間を選び、「次へ」「決定」で保存します。
検索サービス履歴については、履歴は選んだ期間だけ保存され、そのあと自動で削除されます(無期限の保存を選んだ場合を除く)。手動での削除はいつでもできます。
アクティビティによっては、指定した期間より早く消去される場合があります。
パーソナライズされたおすすめ表示をオンまたはオフにする
- Googleアカウントを開きます。ログインを求められたらログインします。
- 「データとプライバシー」を選びます。
- 「パーソナライズ設定」を選びます。
- 「検索サービスにおけるパーソナライズされたおすすめ表示」をオンまたはオフにします。
google.com/search-personalization から直接開くこともできます。
制限と、できないこと
ここでは、設定を変えたときに何が変わり、何が変わらないのかを、公式ヘルプの記載にそって整理します。
検索サービス履歴をオフにしたとき
- 検索サービスでの新しいアクティビティは、アカウントの検索サービス履歴に保存されません。
- フィードバックを送らない限り、新しいアクティビティは生成AIモデルのトレーニングに使われません。
- 今後の操作に関連するアクティビティは、回答を作るために使われます。たとえば、関連性の高い検索結果を出すため、最近の検索内容などが一時的に使われることがあります。
- Googleアカウントに関連付けられないデータは、サービスを円滑に運用し、安全性を保ち、事業運営を支えるために、引き続き収集・使用されます。
- 過去のアクティビティに依存する一部の機能は、パーソナライズの精度が下がるか、使えなくなる可能性があります。
- 削除していない過去の履歴は、この設定を変えても使われることがあります。過去の履歴は、自動削除の設定にもとづいて消えます。
検索サービス履歴をオフにしても影響しないもの
公式ヘルプは、次のものには影響しないと書いています。
- 公開で投稿・共有したデータ(クチコミ、評価、クチコミに含める写真など)
- アンケートの回答
- 保存した場所や画像などのアイテム
- スポーツやニュースなど、フォローしているトピック
- タイムライン、YouTubeの履歴、Geminiアプリ アクティビティ、ウェブとアプリのアクティビティの各データ
保存されたメディアが、AIの改善に使われる範囲
公式ヘルプ「検索サービス履歴に保存されるメディアを管理する」「検索サービス履歴を確認、管理する」の記載を整理します。
| 項目 | 公式ヘルプの記載 |
|---|---|
| 何に使われるか | 保存されたメディアは、GoogleのAIモデルと技術、およびそれらを使うGoogleサービスの開発と改善に使われることがある。ほかに、過去の画像検索結果へ再びアクセスできるようにするなど、サービスの利便性向上にも使われる |
| どの機能の改善か | AIモード、レンズ、翻訳、検索Live、音声検索など、音声・画像・ファイルに依存する機能を強化するAIモデルが例に挙がっている |
| アカウントとの関係 | AIモデルのトレーニングに使われるデータは、使われる前にGoogleアカウントから切り離される。トレーニングに使われたメディアは、切り離されたうえで最長4年間保持される |
| 人によるレビュー | 検索語句やAIの回答などの履歴が、トレーニングを受けたレビュアーに確認されることがある。メディアを人間のレビュー用にサービスプロバイダと共有する前には、利用者に許可を求める |
| 個人情報の扱い | 個人を特定できる情報や機密性の高い個人情報を自動的に削除するよう設計されたフィルタを使っている |
| オフにした場合 | 検索サービス履歴、または「メディアを保存」がオフなら、今後の操作のメディアは、フィードバックを送らない限り、生成AIモデルのトレーニングに使われない。ただし、ユーザーへの応答やGoogleの安全性確保には使われる |
| すでに保存されたメディア | 削除していないメディアは、オフにしたあとも技術改善に使われる可能性がある。すでにトレーニング用に選ばれたメディアは、元のアクティビティを削除しても、切り離されたうえで最長4年間保持される |
| 教育機関のアカウント | 検索サービス履歴のデータ(保存されたメディアを含む)は、生成AIモデルのトレーニングに使われない |
検索サービス履歴そのものについても、Googleは履歴を、サービスの提供・開発・改善(生成AIモデルのトレーニングを含む)と、人間のレビュアーの支援を通じた安全確保のために使うと書いています。履歴の使い道には、ほかに、不正行為の検知、パフォーマンスの測定、法令や行政機関の要請への対応が挙げられています。
メディアの保存まわりの細かい注意点
- インターネットに接続せずにデバイスを使った場合、オンラインに戻ったときに、メディアがアカウントに保存されることがあります。
- 過去に、人間のレビュアーの支援でサービスを改善するために画像検索履歴の提供へオプトインしていた場合、画像の提供は引き続き行われます。
- 保存されたメディアは、マイ アクティビティで確認できます。一部の履歴は、選んだ自動削除期間より早く消えることがあります。
パーソナライズされたおすすめ表示をオフにしたとき
オフにすると、検索サービスのおすすめはパーソナライズされなくなります。ただし、現在のコンテキストと保存した情報にもとづく調整は続きます。
- 現在地(IPアドレスやデバイスの位置情報)、言語とデバイスの種類、最近の検索は、結果を使いやすくするために引き続き使われます。
- 検索サービス履歴がオンなら、予測入力に過去の検索が出ます。
- 保存した自宅・職場の住所、マップで保存した場所、コレクション、ウォッチリスト、ニュースの定期購読は、引き続き使われます。
この設定をオフにしても、検索サービス履歴やその他のアクティビティはオフにならず、削除もされません。他のGoogleサービスのパーソナライズも無効になりません。
広告のパーソナライズは別の設定です。サイトやアプリでのアクティビティにもとづく広告を出すかどうかは、g.co/myadcenter の「パーソナライズド広告」で変更します。
言語設定やローカル検索の結果など、パーソナライズ以外の理由でも、検索結果は人によって異なることがあります。
向いている使い方・向いていない使い方
ここからは公式の説明とは別の、編集部の見方です。設定に正解はなく、使い方に合わせて選ぶものです。
| こういう人は | 考えられる設定 |
|---|---|
| 過去に調べたことを、あとで見返したい | 検索サービス履歴をオンにする。見返す機能は、履歴が保存されていることが前提になる |
| 履歴は便利だが、画像や音声は預けたくない | 検索サービス履歴はオンのまま「メディアを保存」だけをオフにする。レンズの画像や検索Liveの録音などが対象。既存のメディアは別途削除する |
| 仕事の資料や機密に近い画像をレンズやAIモードにアップロードすることがある | 「メディアを保存」のオフを検討する。そのうえで、保存済みのメディアを確認し、不要なものを削除する。社内の取り決めがある場合は、アカウントの種類と管理者の設定も確認する |
| おすすめや関連性の高い結果が欲しい | パーソナライズされたおすすめ表示をオンにし、検索サービス履歴もオンにする。公式ヘルプは、履歴がおすすめの精度を高めると説明している |
| 履歴は残してもよいが、自分向けのおすすめは要らない | パーソナライズされたおすすめ表示だけをオフにする。履歴は消えず、予測入力の過去検索も出る |
| 家族や同僚と端末を共有している | 履歴に他の人の操作が混ざることがある。マイ アクティビティで追加の認証を求める設定や、シークレットモードの利用が選択肢になる |
反対に、「メディアを保存」をオフにしても、すべての記録が止まるわけではありません。テキストの履歴や文字起こしは残ります。
履歴そのものを止めたい場合は、検索サービス履歴をオフにする必要があります。
よくある質問
Google検索サービス履歴をオフにすると、過去の履歴は消えますか
オフにするだけでは消えません。オフにする操作の途中で「オフにしてアクティビティを削除」を選ぶと、手順に沿って削除するアクティビティを選んで消せます。
削除していない過去の履歴は、設定を変えても使われることがあり、自動削除の設定にもとづいて消えると公式ヘルプに書かれています。
Google検索サービス履歴の「メディアを保存」をオフにすると、すでに保存された画像や音声は消えますか
消えません。公式ヘルプは、過去に保存されたメディアは削除されず、アカウントから削除しない限り、Googleの技術改善に使われる場合があると説明しています。
保存されたメディアは、マイ アクティビティの「検索サービス履歴」から「保存した履歴の表示と削除」を開いて、確認して消せます。
Google検索サービス履歴のメディアは、AIの学習に使われますか
「メディアを保存」がオンのとき、保存されたメディアは、GoogleのAIモデルと技術の開発・改善に使われることがあると公式に書かれています。使われる前に、データはGoogleアカウントから切り離されます。
検索サービス履歴または「メディアを保存」がオフなら、今後のメディアは、フィードバックを送らない限り、生成AIモデルのトレーニングに使われません。教育機関のアカウントは、検索サービス履歴のデータ全体が生成AIモデルのトレーニングに使われないと書かれています。
ウェブとアプリのアクティビティをオフにすれば、Google検索サービス履歴もオフになりますか
更新後は別々の設定として管理される、というのが公式ヘルプの説明です。新しい設定が画面に出ているアカウントでは、検索サービス履歴とパーソナライズされたおすすめ表示を、それぞれ確認してください。
ウェブとアプリのアクティビティは、Googleアシスタントなど、検索サービス以外の一部のGoogleサービスのアクティビティについて、引き続き使われます。
新しい設定が画面にまだ出ていないアカウントでは、検索サービスの履歴とおすすめが従来どおりウェブとアプリのアクティビティで管理されます。
Google検索サービス履歴の設定が、自分の画面に出てこないのはなぜですか
更新が今後数か月かけて段階的に適用されるためです。公式ヘルプは、画面とヘルプの設定が一致しない場合は、従来のウェブとアプリのアクティビティで管理されていると案内しています。
アプリを最新版に更新するか、account.google.com で確認してください。会社や学校のアカウントでは、管理者が特定のサービスや設定へのアクセスを有効にする必要がある場合もあります。
Google検索サービス履歴をオフにすると、Geminiアプリの履歴も止まりますか
止まりません。公式ヘルプは、Geminiアプリ アクティビティは検索サービス履歴をオフにしても影響を受けない別の設定だと書いています。
Geminiアプリのアクティビティは、Geminiアプリ側の「アクティビティの保存」で管理します。Geminiアプリのヘルプによると、パソコンでは gemini.google.com の「設定とヘルプ」から「アクティビティ」を開き、保存のオフや削除、自動削除の期間(3か月・18か月・36か月、または自動削除しない)を設定できます。
同じヘルプには、18歳以上では「アクティビティの保存」が初期状態でオンであること、オフにしても会話が最長72時間アカウントに保存されること、自動削除の初期値が18か月であることも書かれています。
ここまでのGeminiアプリの説明は、個人用アカウントが対象です。仕事用・学校用のアカウントでは、Google Workspaceの管理者が設定を管理し、保存期間を変えられない場合があると、同じヘルプに書かれています。
会社でGeminiを使う場合の情報の扱いについては、機密情報を扱う企業のためのGeminiセキュリティとプライバシーもあわせてご覧ください。
Google検索サービス履歴をオンにしておくと、何が便利になりますか
公式ヘルプには、以前の検索内容を見返せること、検索語句の入力時に予測入力で過去の検索が出ること、AIモードで以前の会話を再開できること、レンズの履歴を見られること、検索Liveの文字起こしで引用元を確認できることが挙がっています。
メディアの面では、以前レンズで検索したメディアに再びアクセスしたり、耳にした曲について Live の会話を続けたりできるとされています。
まとめ
Google検索サービスの履歴とパーソナライズは、「検索サービス履歴」と「パーソナライズされたおすすめ表示」の2つに分かれました。検索サービス履歴がオンだと、画像や音声などのメディアも保存されることがあり、その扱いはサブ設定「メディアを保存」で変えられます。
確認の順番としては、まず自分のアカウントに新しい設定が出ているかを見ます。出ていれば、検索サービス履歴、「メディアを保存」、パーソナライズされたおすすめ表示の3つを、それぞれ自分の使い方に合わせて決めます。
保存済みのメディアや履歴は、設定を変えても自動では消えません。残したくないものは、マイ アクティビティで確認して削除し、必要なら自動削除の期間も決めておくと、あとから見直す手間が減ります。
画面の表記や適用時期は変わる可能性があるため、操作の前に公式ヘルプも確認してください。
参考:
- 検索サービス履歴とパーソナライズされたおすすめ表示を使ってみる(Google 検索 ヘルプ)
- 検索サービス履歴を確認、管理する(Google 検索 ヘルプ)
- 検索サービス履歴に保存されるメディアを管理する(Google 検索 ヘルプ)
- 検索サービスにおけるパーソナライズされたおすすめ表示を管理する(Google 検索 ヘルプ)
- ウェブとアプリのアクティビティの設定と管理(Google 検索 ヘルプ)
- アクティビティを削除する(Google アカウント ヘルプ)
- アカウントのアクティビティを表示、管理する(Google アカウント ヘルプ)
- Gemini アプリのアクティビティを管理、削除する(Gemini アプリ ヘルプ)