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OpenAIのdots:使い方・料金・日本での提供・承認の仕組み(2026年10月時点)

OpenAIは2026年9月29日、ChatGPTの中で動き続けるAIエージェント「dots」を発表しました。ひとり1つ「dot」を持ち、本人が画面を閉じている間も、つないだアプリを見ながら仕事を進める仕組みです。

この記事では、dotsとは何か、日本で使えるのか、料金、使い方、承認や権限の仕組みを、OpenAIの発表ページとヘルプセンターに書かれている範囲でまとめます。ChatGPT WorkやCodexとの違いも整理します。

内容は2026年10月9日時点の公式情報です。dotsは提供が段階的に広がっている最中なので、条件は今後変わることがあります。

画面の手順は公式ヘルプの説明にもとづく内容で、編集部による実機での検証は行っていない点にご注意ください。

目次

結論:先に知っておきたい3つのこと

  • 対象はProプランとBusinessプランのPremium席で、日本は除外地域の一覧の外にあります。公式ヘルプがProの提供から外している地域は、欧州経済領域・スイス・英国です。日本を名指しで対象とする記載はなく、アカウントに表示されるまで数日かかることがあります。
  • 最初の1つは、ProまたはBusiness Premiumに追加料金なしで含まれます。Proは月額$100・$200・$500の3段階、Premium席は1人あたり月額$125(年払いは月あたり$100)です。発売後しばらくの利用枠の扱いは、発表ページとリリースノートで書き方が違うので、後半で分けて説明します。
  • メール送信・購入・削除のような影響の大きい操作には、承認の仕組みがあります。パスワードの変更と送金は、dotsではなく本人が自分で行う決まりです。それでも公式は「dotsは間違えることがある」と明記しており、結果の確認は本人の役目です。

dotsとは

dotsは、ChatGPTの中に常駐する「常時稼働のエージェント」です。公式ヘルプは、目標と必要な情報を渡すと、会話と会話のあいだも作業を進められるものだと説明しています。

1つひとつのdotは、専用のクラウド上のコンピューターとブラウザーを持っています。動かしているモデルは、OpenAIが最も高性能で、意図に沿いやすいと説明するGPT-6 Astraです。

ChatGPTのメモリ(記憶)から文脈を引き継ぎ、使い続けるうちに本人の好みや仕事の進め方を覚えていくと、公式は説明しています。

製品名の表記は、公式の発表ページとヘルプでは小文字の「dots」、1つのときは「dot」です。料金ページでは文頭だけ「Dot」と大文字になっています。

公式が挙げている使い方の例

OpenAIの発表ページには、次のような例があります。

  • 開発者向け:顧客の要望を見張り、小さな改善や不具合の修正案を作ってテストし、確認用の変更案と動画を添えて渡す
  • 製品の発売担当向け:製品の範囲が変わったとき、発売資料の修正案を用意する
  • 研究者向け:新しいデータが届いたら分析をやり直し、図を更新して、確認が必要な点を知らせる
  • 発信者向け:インタビューの文字起こしから、切り出し候補・番組の説明文・SNS投稿案を作り、承認を求める

社外の初期テスターの例として、ある出版物への請求書を出し忘れていることにdotが気づき、請求書を用意して、本人の承認後に送ったという話も載っています。

あくまでOpenAIが示した例で、成果の保証ではない点に注意してください。

何もしていない間に動く「先回りの調査」

dotsは、本人が操作していない間に、手伝えることを探します。公式はこれを「proactive research(先回りの調査)」と呼んでいます。

この調査は、つないだアプリを読み取り専用のツールで見て、気づいたことを自分用のメモに残すものです。この段階では、他の人へのメッセージ送信、アプリ内容の変更、ブラウザーやパソコンの操作はできないと、公式は書いています。

ChatGPT WorkやCodexとの違い

公式ヘルプの説明をもとに、3つを並べます。

項目 dots ChatGPT Work Codex
位置づけ 常時稼働のエージェント。目標を渡すと会話の合間も進める 長めの複数手順の作業と、書類・表・資料・サイトなどの成果物づくり向け ソフトウェア開発や技術作業に特化
作業の始まり方 依頼と予約したタスクに加えて、依頼がなくても背景で先回りの調査をする 依頼のほか、予約・イベント起動・変化の監視(予約タスクの機能)にも対応 やってほしい成果を説明して始める
主な場所 ChatGPTのデスクトップ・Web・モバイル、Slack、Teams(作成はデスクトップ) ChatGPTのWeb・モバイル(対象の有料プラン)とデスクトップアプリ デスクトップアプリ。Codex Cloudはデスクトップ・Web・モバイル
公式が挙げる対象プラン Pro、Business Premium、Enterprise(ベータ) Free〜Enterprise(FreeとGoは利用が限られる) Free〜Enterprise(FreeとGoは利用が限られる)
利用枠 dotsとの会話はChatGPTの利用上限に数えない(発表ページ) Codexと同じ利用枠を共有 Workと同じ利用枠を共有

dotsは、WorkやCodexのタスクを作って任せることもできます。自分のパソコンへの接続を許可している場合は、そのパソコン上の作業も任せられます。

こうしてdotが始めたタスクは、通常どおりWorkやCodexの利用枠に数えられると、発表ページは書いています。

以前あった「ChatGPT agent」(エージェントモード)は、公式ヘルプによると利用できなくなっており、長い複数手順の作業にはChatGPT Workを使うよう案内されています。

同じ日のDevDay 2026では、モデルの「GPT-6.1 Sol」も発表されました。こちらは別の製品で、料金や使えるプランはGPT-6.1 Solの使い方・料金・制限の記事にまとめています。

料金と使えるプラン

公式が「dotsを使える」としているのは、Pro、Business Premium、Enterprise(EduとHealthcareを含む)です。Enterpriseはベータ版で、ワークスペースの管理者が有効にしたときだけ使え、初期設定はオフです。

プラン 月額 dotsが使えるか 補足
Free/Go/Plus 日本向けの料金ページで¥0/¥1,400/¥3,000 公式の対象として挙がっていません 料金ページでdotsが載っているのはProの欄です
Pro $100/$200/$500(日本向けの料金ページは¥16,800から) 対象。最初のdotが追加料金なしで含まれます 発売時点では、欧州経済領域・スイス・英国を除く対象の地域。3段階の間でdotsの扱いに差があるという記載は、読んだページにありませんでした
Business(標準席) 1人あたり$25(年払いは月あたり$20) 公式の対象として挙がっていません dotsの対象はPremium席と書かれています
Business(Premium席) 1人あたり$125(年払いは月あたり$100) 対象。最初のdotが追加料金なしで含まれます 対応しているすべての地域で利用可。標準席の5倍の利用枠で、5時間ごとの上限なし
Enterprise/Edu/Healthcare 公式ページでは要問い合わせ ベータ。管理者が有効にした場合のみ 初期設定はオフ

Businessは標準席とPremium席を混ぜて契約でき、合計で最低2席が必要です。Premium席の日本円での料金は、読んだ公式ページでは確認できませんでした。

ドル表記の料金は、公式ページに書かれた金額のままで、為替換算を行わずに載せています。

利用枠の扱い

利用枠については、公式ページごとに書かれ方が異なります。分けて整理します。

  • 発表ページ:最初のdotは、ProまたはBusiness Premiumに追加料金なしで含まれる。プランには「より深い作業向けの利用枠」があり、発売後1か月は拡大される
  • 発表ページ:dotsとの会話は、ChatGPTの利用上限に数えない。dotsがCodexやWorkで始めたり管理したりするタスクは、通常どおり数える
  • リリースノート(2026年9月29日):今後1か月は、dotsの利用が対象のPro・Business・Enterpriseのプランの枠に数えられない。その後の利用条件は、プランごとに後日案内される
  • 発表ページ:将来は、dotを追加したり、1つのdotの速度や月あたりの作業量を増やしたりできるようにする予定

つまり、1か月後以降の追加料金や上限は、公式の発表待ちです。業務の中心に据える前に、公式の続報を確認してください。

使い方

次の流れは、公式ヘルプ「Getting started with your dot」と発表ページの説明を、編集部がつないで並べたものです。公式の手順が1本にまとまっているわけではありません。

  1. ChatGPTのデスクトップアプリ(Windows版もあります)か、パソコンのWebブラウザー版ChatGPTを開きます。dotの作成はデスクトップだけで、モバイルのWeb版は対象外です。
  2. 画面の案内(オンボーディング)に沿って、最初のdotを作ります。名前をつけられ、初期の呼び名は「@自分の名前-dot」です。キャラクターかペットの見た目も選べます。
  3. 使いたいアプリをつなぎます。接続の前に、そのアプリの権限を確認する画面が出ます。
  4. Slackなどの連絡の窓口を使うなら、デスクトップ版で設定します。
  5. やってほしいことと、必要な情報を文章で伝えます。ファイルや写真は、会話欄の「+」から付けられます。
  6. 進み具合は、dotのプロフィールで確認します。「In progress(進行中)」「Scheduled(予約済み)」「Completed(完了)」に分かれています。
  7. 承認のルール(Custom Rules)を見直します。何を勝手にやってよいか、何は確認を取るかを決められます。

デスクトップ版では、dotのプロフィールからdot自身のコンピューターを開いて、作業の様子を見たり操作したりできます。デスクトップ版の「Activity View」では、進行中の作業を追い、方向を変えたり止めたりできます。

つなげるアプリと窓口

発表ページによると、dotsはプラグインの仕組みを通じて、4,000以上のアプリにつなげられます。ChatGPT、ChatGPT Work、Codexですでにつないだプラグインは共有され、dotも許可した範囲で使えます。

個人のメールアカウントをつないで、dotに使わせることもできます。公式ヘルプによると、現時点では、dot専用のメールアドレスは持たせられない仕様です。

dotとやりとりする窓口は、次の表のとおりです。

窓口 公式に書かれている状況
ChatGPT(デスクトップ・Web・モバイルアプリ) メッセージや通話で話しかけられる。ただしdotの作成はデスクトップのみ。モバイルアプリはモバイルでの提供が始まってから使え、モバイルのWeb版は非対応
Slack・Teams メッセージで話しかけられる。会話のやりとりは窓口をまたいで引き継がれる
テキストメッセージ 限定ベータ。米国のProユーザーのみで、BusinessやEnterpriseでは使えず、サードパーティの事業者を通る
dotからの電話 発売時点ではできない

予約したタスクと、一時停止・リセット

毎朝カレンダーを確認して知らせてもらう、といった定期的な確認は、dotに頼んで予約できます。予約したタスクは、dotのプロフィールの「Recent activity」か、ChatGPTの「Scheduled」から、有効・一時停止・完了を見て、繰り返しの周期や時刻を変えられます。

dotを止めたいときは、プロフィールの三点メニューから「Pause」を選びます。再開は「Paused – Tap to resume」を押します。

「Reset」を選ぶと、dotの会話・保存された記憶・予約したタスクがすべて消えます。リセット後は、新しいdotを作り直します。

制限と、できないこと

提供地域と年齢

  • Proは、発売時点では欧州経済領域・スイス・英国を除く、対象の地域で提供される。日本は、除外として挙がっていない(ただし、除外の外にある国がすべて対象だとは、公式に書かれていない)
  • Business Premiumは、ChatGPTが対応しているすべての地域で提供される
  • 提供は段階的で、アカウントに届くまで数日かかることがある
  • 18歳未満のユーザーは使えない
  • 日本語での利用や、日本語への対応について、読んだ公式ページに記載はなかった。なお、発表ページには日本語版があり、日本向けの料金ページにも「常時稼働のエージェント Dot」と載っている

承認が必要な操作

dotsには、いつ自分の判断で動き、いつ確認を取り、いつ本人に引き継ぐかを決めた組み込みのルールがあります。公式が挙げている主な取り扱いは次のとおりです。

操作 公式の取り扱い
パスワードの変更、金融口座間の送金 dotは周辺の作業を手伝えるが、この操作は本人が引き継いで自分で行う
データの完全な削除 毎回の確認が必要な操作として、安全に関する記事に挙げられている
ソフトウェアのインストール ヘルプでは、そのたびに承認が必要な場合があるとされている
知らない提供元のソフトの実行、新しい機密性の高いアクセスの許可 毎回の確認が必要な操作として、安全に関する記事に挙げられている
定期的なメッセージの送信など 事前の承認が可能。ただし、誰に・何を・いつ・どの条件で送るかを具体的に書く必要があり、1件の承認が今後の連絡の許可にはならない
加盟店サイトに保存したカードでの購入 本人の承認が必要。購入の内容を具体的に指定した場合は、事前の承認も可
メールの送信、ファイルの変更など 実行の前に「Auto-review」が、指示・ルール・安全上の要件と照らして確認する

Auto-reviewは、実行の前に計画された操作を別の仕組みで点検するものです。たとえばメールなら、宛先と文面を見て、宛先の間違いや意図しない情報の共有を見つけやすくします。

Auto-reviewが止めた場合、dotは本人に確認を求めたり、許可された別の方法を試したり、作業を止めたりします。本人が承認しても、中核の安全要件は上書きできないと、公式は書いています。

メッセージやファイルを人に渡すときは、渡す情報の機密性に応じて、宛先の指定が必要になります。健康に関する情報は、「◯◯先生に渡す」のように宛先を名指しする必要があります。

メールアドレスや電話番号のような機密性の低い個人情報は、既定では「航空会社なら誰でも」のように、宛先の種類で指定します。これを広げたいときは、Custom Rulesで許可を足します。

Custom Rulesでできること

Custom Rulesは、一部の操作について、dotが何を共有・購入・アクセスしてよいかを決める設定です。公式ヘルプによると、ルールごとに次の4つの動きから選べます。

  • 確認なしで実行する
  • あらかじめ承認されている場合だけ実行する(プロンプトで本人がその操作を明示した場合)
  • 実行する前に確認する
  • 本人に引き継ぐ

「メールは送らない」のような禁止のルールも作れます。

ただしCustom Rulesが及ぶのは、組み込みの安全要件の内側までです。Auto-reviewと先回りの調査の制限は、ルールでは変えられない仕組みです。

パスワードとログイン

対応しているログインでは、dotは作業を止め、本人が安全なログインフォームに認証情報を入れます。その情報はモデルに見せないまま、ブラウザーの環境に直接送られ、そのあとdotはログイン済みの状態で作業を続けます。

この保護は、対応しているログインの流れだけが対象です。チャットや文書に貼ったパスワード、プラグイン経由で渡したパスワードは、保護の外です。

認証コードの入力や、セキュリティ確認を本人が引き取って行う場面もあります。アカウントを守る方法として、公式ヘルプは、ChatGPTの設定にある、セキュリティとログインの項目で多要素認証をオンにする方法を案内しています。

自分のパソコンへのアクセス

dotは専用のクラウドコンピューターで動き、本人のパソコンの中身とは分かれています。自分のパソコンへの接続は任意で、初期設定ではオフです。

接続するには、そのパソコンでChatGPTのデスクトップアプリを使い、「Allow access」を確認します。止めるときは「Revoke access」を押します。

接続すると、dotはそのパソコンのファイルとローカルのスキルを使えるようになります。クラウドのブラウザーが止められたときは、パソコン側のブラウザーも使います。

カメラ・マイク・画面を使わせるには、パソコンの接続に加えて、OSの設定でChatGPTアプリに許可を出す必要があります。

データ、記憶、学習への利用

  • BusinessとEnterprise、Eduのワークスペースの内容は、既定ではモデルの学習に使われない
  • 個人のプランでは、「Improve the model for everyone」の設定で、dotsの会話や作業が学習に使われるかを決められる
  • 先回りの調査の記録とdotのメモは、直接は学習に使われない。ただし、その内容が対象の会話やタスクに持ち込まれた場合は、設定によって学習に使われることがある
  • 学習への利用をオフにしていても、安全に関わる場合など限られた状況では、人が内容を確認することがある
  • dotはChatGPTのメモリとの間で記憶を共有する。ChatGPT側のメモリをオフにすると共有は止まるが、すでに受け取った情報は消えない
  • dotの記憶は、個別に見たり、修正したり、削除したりはできない。消すにはdotそのものを削除(Reset)する
  • アプリの接続を外しても、dotがすでに得た情報は消えない
  • dotの文脈には、認証情報・画像・スクリーンショットは残らない

間違いや、取り消せない操作

公式は、発表ページ、安全に関する記事、ヘルプのいずれでも、dotsが間違いを起こしうることを繰り返し明記しています。結果が重要なときは、本人が確認するよう案内しています。

完了した操作を取り消せるかは、操作の種類とアプリによります。文書の意図しない編集の取り消しや、送ったメールの回収ができる場合もありますが、取り消せない操作もあります。

Webページやメール、文書の中に、dotをだまして意図しない操作をさせようとする指示が紛れる「プロンプトインジェクション」への対策も用意されています。公式は、リスクを減らすが、なくすものではないと書いています。

安全の監視が懸念を見つけたときは、dotの作業を一時停止したり止めたりして、本人に警告を見せることがあります。

会社で使う場合

Enterpriseでは、ワークスペースの管理者が「Use dots (Beta)」を有効にして、はじめてdotsが使えます。このほか、SlackやTeamsへの参加、パソコンへのアクセス、Custom Rules、クラウドのブラウザー・ネットワーク・コンピューターの操作も、管理者が別々に許可を決めます。

Enterpriseのモデルの管理設定は、dotsの対象外です。アプリの許可は、dotsを有効にする設定とは別に確認するよう、ヘルプにあります。

OpenAIは、組織の中で決まった責任を持つ「specialist dots(専門のdots)」も予告しています。現時点では限定的な導入の段階で、Microsoftの管理ツールとの連携も進めていると、発表ページは書いています。

現時点でできないこと

  • dotから本人へ電話をかけること
  • dot専用のメールアドレスを持たせること(発売時点)
  • モバイルでdotを作ること、モバイルのWeb版で使うこと
  • 18歳未満での利用
  • パスワードの変更や金融口座間の送金を、dotだけで完了させること
  • dotの記憶を、項目ごとに見たり直したりすること
  • dotを複数持つこと(将来追加できるようにする予定と、発表ページにあります)

向いている使い方・向いていない使い方

ここからは公式の説明とは別の、編集部の見方です。公式が挙げる仕組みから考えたもので、実機で試した結果とは別のものです。

向いていそうな使い方 向いていなさそうな使い方
請求書や報告書の下書きなど、送る前に自分が目を通せる作業 確認なしで外部に送信したり、取り消せない操作をさせたりする作業
毎朝の予定確認や、定期的な情報の見直しなど、決まった形の繰り返し 健康や財務に関わる情報を、広い権限で任せる作業
複数のアプリにまたがる確認や、下調べ スマホだけで始めたい、すぐ使いたいという場面(作成はデスクトップのみ)
進み具合を後から見直せる、長めの作業 提供地域やプランの対象外の人、利用枠の条件が決まるまで業務の中心にしたい人

先に権限を絞り、承認が必要な範囲を広めに設定して始め、動きを見てから任せる範囲を広げる、という進め方が現実的だと考えます。

よくある質問

dotsは日本で使えますか

公式ヘルプは、Proの提供から外す地域として欧州経済領域・スイス・英国を挙げています。日本はその中に入っていませんが、日本を名指しで対象とする記載は、読んだページにはありませんでした。

Business Premiumは、ChatGPTが対応しているすべての地域とされています。提供は段階的で、アカウントに届くまで数日かかることがあります。

日本語での利用についての記載は、読んだ公式ページでは見つかりませんでした。

dotsは無料プランやPlusで使えますか

公式が対象としているのは、Pro、Business Premium、Enterpriseのベータです。FreeとGo、Plus、Businessの標準席は、対象の一覧の外です。

発表ページは、近く利用者を広げる予定と書いていますが、時期や対象は示されないままです。

dotsの料金はいくらですか。追加料金はかかりますか

最初のdotは、ProまたはBusiness Premiumの料金に含まれます。Proは月額$100・$200・$500、Premium席は1人あたり月額$125(年払いは月あたり$100)です。

公式は、将来dotを追加したり、速度や月あたりの作業量を増やしたりできるようにする予定としていますが、その料金は未掲載です。発売後1か月の利用枠の扱いは前の節のとおりで、その後の条件は公式ページでは未発表です。

dotsは勝手にメールを送ったり買い物をしたりしませんか

公式の説明では、メールの送信などは実行前にAuto-reviewが確認し、加盟店サイトの保存カードでの購入は本人の承認が必要です。パスワード変更と送金は、本人が引き継いで行います。

ただし、dotが指示を取り違えたり、Custom Rulesの書き方があいまいだったりして、意図しない動きをする可能性は残ります。公式もその点を認めています。

dotsとChatGPT Workは何が違いますか

Workは、成果物づくりのための長めの作業を進めるエージェントです。依頼のほか、予約やイベント起動(予約タスクの機能)でも動かせます。dotsは、常駐して会話の合間も動き、本人が何も言わない間にも先回りで調べ、必要ならWorkやCodexのタスクを作って任せる存在です。

以前の「ChatGPT agent」は提供が終わり、公式ヘルプは長めの作業にはWorkを使うよう案内しています。

dotsに任せた内容はAIの学習に使われますか

BusinessやEnterprise、Eduでは、既定で学習の対象外です。個人のプランでは、ChatGPTの「Improve the model for everyone」の設定がオンのときに、使われる可能性があります。

dotsのヘルプは、この設定をChatGPTの設定でオフにできると案内しています(設定の場所「Settings」→「Data Controls」は、ChatGPT agentのヘルプに書かれています)。

dotsはAPIで使えますか

今回読んだ公式ページ(発表ページ、ヘルプ3本、リリースノート)には、dotsをAPIで使えるという記載はありませんでした。公式が案内しているのは、ChatGPTのデスクトップアプリとデスクトップのWeb版からの作成です。

まとめ

dotsは、ChatGPTの中に常駐し、本人が操作していない間もつないだアプリを見て、手伝えることを探すエージェントです。2026年10月9日時点では、ProプランとBusinessのPremium席が対象で、Enterpriseはベータです。

日本は、Proの除外地域の一覧の外にあります。最初のdotはプランに含まれる一方、発売後1か月を過ぎたあとの利用枠の条件は、後日の案内待ちです。

送信・購入・削除のような操作には承認の仕組みがありますが、公式自身が「間違えることがある」と書いています。始めるときは、つなぐアプリを必要なものに絞り、承認が必要な範囲を広めにして、結果を自分で確認するところから試すのが安全です。

参考: